「ヒートシンクやファンの清掃を行いたいけど、方法が分からない
このブログの後半に載せる事にします。
ご依頼のあったマシンは、いつものごとくVISTAが起動しません・・・
加えて、ハードディスクの容量も今回増量したいとの依頼もありました。
さて、、、マシンが到着したので、いつもの切り分け作業を進めます。
症状・状況から判断すると、電池消耗なのは間違いなさそうです。
CPU・メモリの切り分けまでサクッと進めて、電池の部分までパソコンを分解して・・・
規定値のほぼ半分
今回も電池が原因ですね。
さて、ハードディスクの容量は・・・・全部で120GBのハードディスクです。
Cドライブ40GB Dドライブが60GB程です。
後はリカバリ領域に割り当てられています。
VISTA時代までのパソコンはCドライブの容量を少なくしてDドライブへ多く割り当てる傾向が強いですね。
私はCドライブ(デスクトップやマイドキュメント)へ保存してしまうので、Cドライブが大きくないと困っちゃいます。
パソコンの販売接客をしている時でも・・・・
お客様「Cが一杯になってん」
私「Dドライブは空いてるんとちゃいます?」
お客様「そうかも?いや、空いてるわ・・・」
とのやり取りが結構多いです。
Cドライブの容量が少なくなり過ぎると、動作が遅くなったり、
印刷ができなくなったりする等のトラブル要因にもなってしまいます。
Windows7のパソコンは合計容量が大きいパソコン(最低でも500GBとか・・)が多いので
CとDで半分こにしても、さほど問題にならないのですが・・・
今回のハードディスクは120GBなので、次のディスクは500GBにして容量UPを図る事にしました。
回転数(処理の速さに影響します)もUPされるので、高速化が期待できます。
電池とハードディスクのお見積りを立てて、お客様へご連絡。
了承頂けましたので、手配と交換もサクッと終了。
お客様へ増えた分の割り当てもお聞きして、ドライブ容量設定も実施。
Cドライブが350GB
Dドライブが110GBとなりました。
これからは都度Dドライブに保存していたデータもCドライブへ気にせずに保存可能となりました。
作業自体はこれで完了なのですが、この後はヒートシンクの清掃事例を載せちゃいます。
Inspiron1526の裏側です。
ちょうど、ライセンスコードが貼ってあるシール付近のカバー部がソレに当たります。
ネジをいくつか+ドライバーで緩めると(このカバーネジは完全に取れないのである程度緩めればOK)
上方にパカッとカバーが外せます。
こいつがヒートシンク(排気口)ですね。
ここにホコリが詰まってしまうんです。(ファン自体は回転するので詰まりにくい)
CPUヒートシンクを止めているネジ4本とその上のチップセットを固定するネジ一本を緩めます。
そうすると、ヒートシンクの部品も上方へパカッと外れるしくみです。
ただ、CPUグリスと呼ばれる薬剤が塗られているのですが、質が悪いとこれが固まってしまい
ヒートシンクとCPUをガッチリくっつけて取れにくくなっているケースが多いです。
無理やり外してしまうと、部品が痛むor破損する恐れもあるので、外れにくい時は無理に取ろうとせず、このまま掃除機で上から吸って下さい。
それでも大分違ってくると思います。
(この写真は、今修理中だった別のマシンですが、結構溜まるとこんな感じです。)
外れると、超モフモフな物体が・・・ホコリやらペットの毛やら、、年月が経つとどうしてもこうなってしまいます。
お掃除して、後は逆手順で納めるだけですね。
一応、ネジを緩めるand締めるコツは、回す力よりも押す力を強めにして下さい。
ネジ頭を痛めないコツです。
パソコンを使用していると、すっごく熱くなる!動作が重い!・・・・そんな時は、こんな感じでCPU付近にホコリが詰まっている可能性もあります。
お掃除の方法が分からない・・・パソコン元気.jpまでご相談下さい。
今回のお見積り
技術費
¥8400
部品代(内部電池)
¥1050
部品代(500GBハードディスク 7200rpm SATA)
¥5500
送料(ご返送分)
¥1300
合計
¥16250
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