2012年10月17日水曜日

DELL Inspiron15R(n5110)にて、ビープ音のみで起動しない

DELL ノートパソコンのInspiron15Rにて、SSDに交換したがビープ音のみで起動しなくなった・・・との修理お問い合わせです。



今回は画像が多めでしたでしょうか・・・ちょっと重くなって申し訳ないです。sweat01




ビープ音の回数で、どこが悪いのかは大体判断がつきますが、今回は送って頂いて診断と
なりました。
Img_0493


パソコンが到着して、まずは状況確認。


電源投入!angry
Img_0512



ぴーっぴっぴっぴ・・・・の後に画面がこの様に真っ白へ・・・sweat01

ビープ音を数えてみると、長音1回と短音8回でした。


画面接続不良のサインです。shock


コネクタの接触が悪いのかな~?とパソコンを分解開始。
Img_0516


本体基板側とLCDディスプレイも分解してコネクタ部分を確認。

一応刺さっていましたが、若干差し込みが甘かったようで、押し込むと更に刺さった感触。

写真のLCD側はしっかりと刺さっていましたが、念の為抜いてから挿し直し。



前にも書きましたが、このハードディスクは基板の裏側に搭載されており、本体基板を
取り出さないとディスクの交換が出来ません。sweat02

Img_0514


こんな感じですね。

どうしてこんな仕様にしたのかしら・・・coldsweats01




画面の確認はとりあえず後回しで、ついでに一緒に送られてきたSSDに交換実施。

大分と値段も落ちてきたIntel SSD 330シリーズです。
Img_0515


はいっ!SSDディスク搭載完了!

基板にまで分解が完了すれば、ネジ2本で止まってるだけなので、外せばディスク交換可能です。



後・・・分解している際に気づいたのですが、一部コネクタも破損していたので修復実施。
Img_0513_2

真ん中の白いコネクタに本来ならばコネクタ押さえがあるのですが、取れてしまっています・・・sweat01



ジャンクの基板を漁って、適当な押さえをくっつける事にしましょう。

Img_0520

ポチっとな

これでコネクタが抜けてしまう恐れもありません。scissors



押さえがないと接触不良の原因となってしまうので、分解される場合は慎重に外す事をお勧めします・・・


力任せにコネクタを抜いたり、カバーを開けたりすると破損の原因になってしまいます。coldsweats01


再び組み上げて・・・電源ON!
Img_0519


ディスプレイのカバーや基板のカバーは一部外した状態で電源を入れてみて、画面表示の確認。



うんうん、起動も早くなって良い感じです。

OKですねsmile



後はきっちりと組み上げて、今回の修理は完了です。

今回は一部コネクタの破損もありましたが、修復可能な範囲であったので、事なきを得ました。

この機種ぐらいだと思うのですが、分解後に「起動しない・・・」や「動作がおかしい」等の症状が出た際はパソコン元気.jpまでご相談下さい。



今回のお見積もり
技術費
¥8400

送料(ご返送分)
¥1200


合計
¥9600
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