2013年1月20日日曜日

DELL Inspiron15R(N5110)にて、液体こぼしの為、電源が入らない

DELL Inspiron15R(n5110)液体こぼし修理のお問い合わせです。


年始分の部品発注分が到着しだしたので、修理や日誌が遅れ気味でしたが、いつものペースに戻ったので、どんどんこなしていきます!pout


さて、液体こぼしの状態で電源が入らなくなってしまったとの事・・・

箇所は左側との事だったので、この機種で言う電源スイッチから本体基板への浸水が疑われます。


恐らくは本体基板のショートが原因で基板や電源スイッチ周りがダメになったと思われます。sweat01


どこまで浸水したか確認の為、送付して頂きました。
Inspiron_15r_n5110

青色のInspiron15Rです。

状況確認の為に電源スイッチを押してみても・・・反応なし。sad




さて、分解して浸水箇所の確認です。
Inspiron15r

おっと・・・キーボード面は裏表共にキレイです。

シミやキートップの貼り付きもありません。



更に分解を進めて・・・

Photo

USB拡張基板の表面です。

かなりの範囲で腐食していましたshock



基盤が収められていたベースカバーも・・・

Photo_2

ベース面も金属部分が錆びてしまっています。

USBの拡張基板は交換が必要です。



ただ、メインでもある本体基板はと言うと・・・

シミも浸水した箇所もありませんでした。coldsweats02


かな~りの時間じっくり確認したのですが、表面も裏面も液体が通った形跡はありません。

Photo_3

かなり運が良かったと思われる今回のケース。

左上の着水点?から液晶下部のフレームを伝って、右側の拡張基板へ伝っていったと考えられます。


液晶下部は濡れていたので間違いないでしょう。

本体基板や電源基板に液体が落ちてなかったのは不幸中の幸いです。coldsweats01


拡張基板を外して電源スイッチを押しても電源が入らなかったのですが、CMOSクリアを行って基板のリセット後は正常に電源ONを確認。


そのままテストを行って、問題が無い事も確認した上でお客様へお見積もりをご連絡。

今回はUSB拡張基板の交換のみでお見積もりとなりました。

ベースカバーは清掃して腐食部分の取り除きでOKでした。smile


お見積もり了承後に部品手配、交換を行って今回の修理は完了となりました。



液体こぼしのトラブルは結構な頻度でお問い合わせがあります。

どこまで浸水しているか・・腐食の度合いはどれ位か・・によって交換しなければならない部品が決まってきます。

液体こぼしでお困りの際は、パソコン元気.jpまでご相談下さい。


今回のお見積もり
技術費
¥8400

部品代(Inspiron15R n5110 USB拡張基板)
¥2500

送料(ご返送分)
¥1000

合計
¥11900
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 パソコン元気.jp   安東 孝夫
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