ウィルス検査ソフトは色々とありますが、検査をした後でお金を払ってウィルス駆除なんて、もう詐欺ソフトぐらいしかありません。
状況を問診してみると、恐らくは感染した可能性が高いです。
とりあえず、出張にてお伺いする事になりました。
まずは電源を入れてWindows起動確認・・・デスクトップが表示されてすぐに
こ~~~~んなにウィルスが見つかりました!と言う画面に切り替わりました。
Live Security Platinumと言うソフトですが、中身はウィルスそのものです。
NECのパソコンにはフレッツ光のウィルスセキュリティもインストールされていましたが、この画面が出ると、強制終了されてしまう始末・・・
画面上では数多くのウィルスが検知された様に見えますが、全てデタラメです。
使用者の不安を煽って、「解消するには入金して下さい」等のメッセージを出して、クレジットカードの情報を抜き取る手法です。
ついこの前も「SMART HDD」と言うパソコン診断ソフトに偽装したウィルスを駆除しましたが、、この手のソフトは最近増えてきましたね~
ウィルスバスターはインストールされていましたが、それだけでは防ぐ事の出来ないウィルスも確実に存在します。
なぜ感染するのかは後述しますが、とりあえず当マシンからハードディスクを取り出して駆除開始!
ディスクの中身を全検査して、片っ端からウィルスを駆除実施!
その後パソコンにディスクを戻して・・・Windows正常起動確認致しました。
で・・・これで作業が終わりではありません。
このままだとまた感染してしまうので、色々と防衛対策も実施します。
なぜ感染してしまうかと言うと・・・
これですね。
「JAVA」と言うプログラムのバージョンが古い為です。
Update3とか5とか数字が見えるのですが、何年も前のバージョンをパソコンに入れたままにしておくと、例えウィルスバスターをインストールしていても感染します。
感染すると、ウィルスバスターの強制終了もさせられてしまうので、ずっと感染したままとなります・・・
JAVAはインターネットを使用する上で、身近に動いているプログラムですが、その殆どは気づかれていないままです。
時折、Windowsのアップデートと同じ様にJAVAも更新があれば、使用者にメッセージで教えてくれます。
とは言うものの・・・殆どの人は見た事も聞いた事も無いプログラムなので、更新せずにそのままにしているケースが殆どでしょうか
JAVA・Flash・WindowsUpdateの三本柱は画面上で更新をユーザーへ促していれば、それに従って更新する方が無難です。
バージョンが古いまま放置してしまうと、その不具合を突かれてウィルス感染のリスクが大きくなります。
今回のケースでは、ちょっと古いバージョンなので、いったん全てアンインストールを行います。
全部消去して、1から新しいバージョンをインストールする方法です。
JAVAはSunMicrosystemsの製品ですが、無料で公開されております。
もし、お客様が古いバージョンを使ったままであれば、アップデートをする事をお勧め致します。
さて・・各アプリケーションのアップデートも終わったのですが、作業中の動作が遅く感じられたので、空きメモリの状況を確認してみると・・・
いろいろと作業している中、7MB程しか残っていません。
明らかにメモリ不足です・・・
お客様へは、ウィルス駆除で復旧したが、動作改善の為にメモリ増設も併せてご提案。
お見積もり作成し、ご了承も頂きましたのでメモリを手配して早速増設。
512MB→2GBとなり、XPの動作も軽くなりました。
今回の作業はこれにて終了です。
パソコンを使っていて、普段見慣れない「お金を入金する様に促される」画面が出てきた!
「パソコンの動作が危険だと」メッセージが表示された!
突然この様なメッセージが表示される際は、ウィルス感染の可能性があります。
お困りの際は、パソコン元気.jpまでご連絡下さい。
今回のお見積もり
技術費
¥8400
部品代(DDR2-400 増設メモリ1GBx2)
¥4000
合計
¥12400
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