修理依頼がありました。
事前の問診にて
1・ノート底面がかなり熱くなる。
2・ファンは回っている音はする。
3・エアーダスターでファンに対して掃除は実施済み。
以上
う~~ん?ファンが回っていて、ファンは掃除済みとなると、、本体基盤?
しかし底面が熱くなるとの事から、熱暴走の線も捨てきれません。
とりあえず、初期診断をしてみる事になりました。
パソコンをお預かり次第、電源ON→うん、確かにファンは回っている・・・
温度監視はインストールされていなかったので、仮でインストール実施。
このまましばらく様子を見つつ、温度監視をする事にしました。
たまにウィルスチェック等でCPUへの負荷を掛けていると・・・みるみる上がっていく温度
部屋の蛍光灯が写りこんでいますがスルーで・・・
それはそうとして、CPUの温度が上がり続けていきます><
90℃を超えた時点で、ついにシャットダウンが始まってしまいました。
イベントログ上でも、「machine check regs」のログが記録されています。
どう見ても熱暴走の疑いですね。
ファンの破損でCPUと接地していないのかな・・・?とりあえず、中を開けて確認。
ディスプレイ・キーボード・トップカバーと順調に取り外していき・・・・・
ファン自体は大したホコリもなかったのですが、ファンを外したヒートシンク側を見てみると
上記の様な状態に・・・もっさりもっさり
これでは満足な給排気も出来ず、CPUが冷えにくくなってしまいます。
結構分解しなければここまで辿り着けない為、清掃出来なかったのでしょう。
ヒートシンクのホコリも取り除いて、グリスも塗って組み上げ→先程と同じようにCPU負荷テスト実施。
うん、特に問題なくCPUも冷えています。
NECのHPより、BIOSのVerUPも出ていたので、同時にUpdate(CPUファン制御に関する項目でもあったので適用しました。)
お客様へは、CPUヒートシンクの清掃で問題が解消した事をお伝えし、完了となりました。
本日のお見積り
技術費(内部清掃のみの為)
¥5000
合計
¥5000









